祖母上殿がけしき、いつぞやおやしくて。
母上殿も同じごとく感じておりきのでござるであるとよき申した。
いかがやら老輩會に参加致し候同じ歳が殿方に懸想をば致し候ごときみてす。
幾つになり申しても輩をば懸想するであると、逆援になるもがなんじゃな・・・であると感じ申した。
拙者は祖母上殿が懸想には、大賛成でござる。
祖母上殿は、そが殿方がおやげにて、前にていきいき致し候し、明るくなったでござるような気、しんす。
祖父上殿、亡くなり申してより、祖母上殿は、如何ほどにも外に出陣じゃーー!!!こであると、ござらぬなり申してしまりて、しばしが間は、、屋敷が中にほであるとんどゐる状態でござった。
老輩會に面をば出し始めたがは、、近所が朋輩ら、幾度も誘ゐにきてくれて、半分は、無理矢理の如く・・・とはいえ其れ、、かくして祖母上殿、日に日に達者に、明るくなり申してゐりしでござる。
懸想が膂力は、すさまじであると思いたであろう。
拙者は、左様な祖母上殿がこであると、、うらやましく思ゑ候。
未じゃに色恋、如何ほどにも得意しからばぬそれがし・・・。
殿方であると付き合りても、己が思うておるこであると、云ゑずに、メル友苦しくなり申してしまゐ最後は、、別れてしまい候。
長続きをば致さぬみてす。
とはいえ祖母上殿は、、「こころもちをば伝へるこであるとは、、いと大事なこであるとだ、口に出して初の事相手であると通じるこであるともあるでござるがで候」であるとよき申した。
確やにそうでござるかやもしれませぬ。
それがし、、さふゐったこであるとをばしてこのうこざったより、相手にも誤解させたり己も苦しくなり申してきてしまゐ、結果・・・駄眼になり申してしもうたであると存じまする。
色恋は、困難極まる・・・とはいえこれよりは、、祖母上殿をば見習りて、それがしも己が気持に正直になり申して生きてゐけらばよきであると存じまする。